「夫妇ゲンカはイヌも食わない」はウソ?ホント?
“夫妻吵架狗也不食” 是真?是假?
1.そもそも「夫妇ゲンカはイヌも食わない」ということわざはどういうことを意味しているのか?それは、「夫妇のケンカはたいていつまらないことが原因で、しかも二人はすぐに仲直りしてしまう。だから、わざわざ他人が仲裁に入ろうとするまでもない」というたとえなんだそうな。派手にやり合っているので「まあまあ」と割って入ると、とばっちりがこちらにかかるだけ。当の本人たちは、ほんの一时间後にはケロッとして「今日の晩ごはん、何にしますか?」なんてことになる。ああ、くだらない。心配するだけバカを见る。だからイヌだって夫妇ゲンカは相手にせずに放っておくという意味らしい。
究竟谚语“夫妻吵架狗也不食”里有着什么样的含义呢?那好像是用来比喻“夫妻吵嘴一般因无聊的小事引起,而且不一会儿两人又和好(如初)了。所以别人没有必要介入其中进行调解”。因夸张争执插嘴(劝)道“好啦好啦”,反而会连累自己。当事人在短短一小时后若无其事问“晚饭吃什么呀”,成了如此光景。哎,没意思。只有担心的才是傻瓜呢。所以就是狗也是,夫妻吵嘴就不把对方当仇敌,置之不理的意思。
2.だが、実际に饲い主夫妇が夫妇ゲンカを始めた场合、ことわざどおりに无関心を决め込むイヌは、まずいない。なんらかの反応を示すのがふつうだという。そういう意味では、夫妇ゲンカがくだらないという方はともかくとして、「イヌも食わない」の部分は当たっていないらしい。
但实际上夫妻即是主人,开始吵嘴的时候,如谚语所言般佯装不关心的狗首先肯定是不存在的。多少有所表示才是正常。就是说,不管夫妻吵嘴有多么无聊,“狗也不食”这部分是不对的。
3.イヌは群れをつくって生活する动物だけに、群れのなかの関系には敏感である。とくに群れのリーダーとその配偶者(はいぐうしゃ)である饲い主夫妇の行动にはいつも注目しているのだ。
狗是群居生活的动物,在群体中对于关系敏感。尤其是群体中首领与其配偶即饲养主人夫妻的言行是一直很关注的。
4.獣医师(じゅういし)の小方宗次氏(おがたむねつぐし)の著书『「犬は三日饲えば三年恩を忘れない」は本当?』(PHP研究所)によれば、夫妇ゲンカのときのイヌの反応は大きく分けて四つだという。
根据兽医小方宗次《“喂狗三日三年无忘情”是真的吗?(PHP研究所出版)》一书中所示,夫妻吵嘴时狗的反应大致可分为四种。
5.まず、どうしたらよいかわからずに、周辺でうろうろしているものの、积极的な介入をしないタイプ。
第一,不知如何是好,在旁边张皇失措但不主动介入的类型。
6.自分をより可爱がってくれている方が不利になると、そちらに味方するイヌもいる。常日顷(つねひごろ)からのイヌとの関系が问われる一瞬だ。相手に味方されて「俺の方が可爱がっているのに」とショックを受ける人もいるかもしれない。
第二,当平日更疼爱自己一方陷入不利局面时,于是就成了那方的战友,这样的狗也有。由平日与狗的关系被质问的一瞬间。狗成了对方的战友,可能产生“明明是我比较疼你”想法而受打击的人也会有吧。
7.反対にケンカに胜っている片に加担するイヌもいる。まずは手を出さずにどちらが有利かを见极めてから、おもむろに参戦し、胜っている方に味方するのだ。これはべつに卑怯な行为ではない。そもそもイヌのケンカは、群れのなかでの序列确认のために起こる。ケンカに强い方が序列が上と认めて従うのは、イヌにとってきわめて自然なことなのだ。その方が群れの序列が安定するからだ。
相反也有袒护吵架赢的一方的狗。先不出手看清楚哪方有利,慢悠悠地参战,成了胜利一方的战友。这倒不是卑劣的行为。本来狗之间的争执,在群体中为了确认地位引起的。赢得胜利一方认同其地位高继而遵从,对狗来说是极其自然的事。因为赢者能起到稳定群体中的地位顺序的作用。
8.どちらに味方するわけでもなく、うるさく吠え立て、まるでケンカをあおっているように见えるイヌもいる。これは人间からそう见えるというだけで、イヌがどういうつもりなのかはよくわからない。単に兴奋しているだけなのかもしれないし、なんらかの危机感をもって騒いでいるのかもしれない。
谁也不支持,扰人的怒吼,好像要煽动吵架的狗也是有的。这从人类的角度来看,也不明了狗是怎么想的。是单纯地兴奋,也可能是多少有着危机感吵闹吧。
晚上找到的,